盲導犬

盲導犬を連れた方が、地下鉄のホームに転落して亡くなる痛ましい事故

 

やりきれない

ホームには盲導犬だけが残されていたって

 

自分は盲導犬介助犬という存在に肯定的な気持ちを持てない

 

生まれたときから、人のために生きることをしつけられる犬

 

人のためになる、役にたつ、役割があるということは、すばらしいこと

だけど、人間のために動物がそれを強制させられているイメージが拭えない

でも、必要としている方々がいることもわかっている

 

常に離れず、人の目になり人の手になり足になる

 

犬は、少し他の動物と違って人間にたいして友好的で従順で

笑ったり泣いたりすることを表現できる生き物のように思う

 

そう、よくも悪くも従順だから

 

言われるまで待ち続けたり

寂しいのが苦手だったり

 

不自由な人の生活に役だつ中で、我慢したり、歩き続けたり

重いハーネスをつけたり、、

 

なんて言うんだろう

誰も悪くないけど他の方法もあると思う

 

喜ぶ人がいる、助かる人がいる反面

犬の心身はどうなんだろう

 

ほんとは吠えたいときもあるよね

ほんとは遊びたいときもあるよね

ほんとは触られると嬉しいよね

 

普通の犬より、体の衰えが激しく寿命も短い

散歩とはちがう、普通とは違う場所へと常に連れて行かれる

何も言わないけどきっとストレスすごいよね

 

もちろん、人間と動物を比べることからして間違っている

 

でも、名前をもらったその日から自分の名前を認識できる犬に

生まれたときからそれを課す行為がつらい

 

犬はロボットじゃない

 

不幸な動物はたくさんいて

捨てられて虐待されてガス室へ送られて

 

どんな強い動物でも人間の方が強い

どの動物も辿ってみると人間がおかしな知恵を絞り

彼らの命から生きて、生活を怖し、勝手なことをしている

 

でも助けられるのも人間

 

残された盲導犬、どんな気持ちで飼い主の方を見ていたのだろう、、、

 

都心の狭い駅で急ぎ足でみんな通り過ぎて

誰も助けなかったんだよね 結局

 

残された盲導犬

亡くなった方の分も、残りの生活

たくさん遊んで可愛がられてね 自分のために生きてね

 

人のために生きてくれて ありがとうね

飼い主さんもきっと感謝してると思う

 

ほんとにありがとうって言ってあげたい