代弁

痛みの感覚

 

楽観的かつポジティブで

忘れっぽい

 

あり得ない空想の中にいつも心があって

ふわふわしてる

 

そんな自分の心には癒すことのできない痛みが

存在している

確かに

でも、それがなんなのか分からない

 

心の深いところには人に見せないうちなる傷や痛みがある

 

世界のなかで 現実は不自由で 悲しみや悪が満ちていることを

心のどこかで理解できている

自分の力では変えることのできない

悲しみ

 

そういうことにとらわれすぎると

悲しみに打ちひしがれ怒りになり焦り

無気力になる

 

そのために立ち上がることには縛りが生まれる

 

この葛藤なのかもしれない

それでなにもしない

 

自分はそんなに凄いやつでもなんでもない

むしろつまらなぎる

弁が多少たつように見せかけてる

ピエロよりも薄っぺらい嘘つき

 

道ばたの石っころよりも役立たず

 

口ばっかり達者で腰が重い

 

今は海の底を這って息をひそめる深海魚

おびえてるのか、威嚇してるのか、見えているのに

見えないふりしてるのか、隠れているのか

 

この痛みと対峙し続けてるけど

未だに答えが見つけられない

 

優柔不断とも違う

生きてる価値が今は見つけられない