タイトル割愛

不倫する肉体

すんごいタイトル
邦題ひどすぎる

それでも観た私も
それなりにひどい

メキシコの映画
こんな題名、日本の世の中に出るはずもなく

それでも、題名の割に案外シュールな映画だった


ただの、不倫ドロドロエロスな映画とも違った
メキシコがどんな人柄の国か知らないけども
不倫て世界で頻繁に起きてる出来事で
出合い方も受け止め方も同じような感じ

夫婦像も世界共通で
みんな、何かしら抱えてモヤモヤしてる
疲れてる

シングルマザーは、あんな感じの人
わかる、わかる
今の日本にも多そうだなあとかんじたり

日本人もなかなか強くなってるのかなと感じる

でも、
人間、生活に疲れて
心がいっぱいいっぱいになるとさ
頼りたくなり弱くなり欲望に溺れて
幸せを感じることもある

現実逃避
でもそのときは幸せかもしれん

これは、誰にでもあること

この欲望に出会えず死んでいく人は
その感情を知らずに生きていくことになる

出会うか出会わないか、どちらが幸せなのか
分からない

でも、知らなかった気持ちに出合うことは
不幸だとは思わない

ただ、、、

そこには自分勝手な感情が存在していて
必ず
不幸になる存在がいる

幸せになることってそういうことかもしれない

宇多田ヒカル
誰かの願いが叶う頃
歌詞の中にもそんな言葉あった

でも、、、

それが、子どもだとすると問題は複雑
未来があるまだ、助けの必要な子供や動物を
不幸にする決断は良くない

でも、映画の中の子は
自ら決めたようなところもあるから
真相は分からない

しかし。後半のあの出来事は。。。
思わず声が出たわ
きっと。そんな不幸を背負って
罪悪感と共に生きろ、ってことだ

ああいう罪悪感と衝撃の発想は
日本の不倫映画にはないな。。

男の妻役の人は、、
どうしても、魅力的に見えなかった

なぜ。結婚したのか。。

必ず夫婦なら、子どもいなけりゃ余計
そう思うと思う

私はどちらの女性なんだろうかね

でも、なんとなく感じてる
生活にうんざりして
疲れてる空気

孤独と寂しさとの間に揺れる欲望
こっちを向いてほしい
来てほしいけど言えない
行きたいけど行けない
嘘をつく
少しの罪悪感
自分の気持ちに逆らえない感情

自然と不自然な気持ちに動かされる感じ

シングルマザーが裸体になるのは
外人ぽいなーと思ったけど

一番の秀逸演技はロレンソ
サラサラヘアーと表情がうますぎた

なんだか、不思議な映画だった

不倫て、
よくあることなのね
きっと