アドバイス
慢性的な元気のなさ、不幸感
控えめにその人に言われた1言
やっぱり私は幸せそうに見えないらしい
お金問題の職場の人と休みが重なり
平日に横浜へ行く
約束をした
お金は返してもらったしね
せっかくの遠出なのに曇り空
前日は寝不足で顔もむくみ
なかなか服装が決まらず
それでも、新しい革の赤いパンプスを卸した
石畳の街を歩くから迷ったが履きたかった
汗をかくのが嫌なので薄ら寒くても
薄着で出た
失敗
春の寒さは、重ね着をせねば必ずと言って
いいほど後悔する
ラッシュアワーの時間より少し遅めに出て
いつも乗らない電車に乗り換えた
なんとなく気が重い
曇のせいかな
運良く途中で座れたけど、、
寝不足といつもとは違う揺れ方の電車に
酔ってしまった
あー気持ちわるい。。
ゲンナリした気分でスマホみたり
寝てみようと試みたが無理だった
駅に着いたら思いの外人がたくさんで
地下道を履きなれないパンプスで歩き
目的地までも遠かった
外に上がると風が冷たいし。。
なんか、楽しいはずなのにすでに不安です
その人が先月誕生日だったことを
この間話の中で知ったので
ホテルに入ってるSOGOでレースのタオルを買った
天使の刺繍があしらってあった
まちあわせのラウンジで有名なドリアと
ナポリタンをシェアした
ナポリタンは、味が薄かった
ほとんどその人の話でもちきりだった
もともと、そのつもりだったから
よいのだ
それでも、突然に
〇〇さんはどう？
と聞かれ戸惑った
すべてを話せる訳がかない
誤魔化してもごまかさなくても話が飛びまくる
その人のおかげて私は、そのときまだ
腹を割らなくて済んだ
私より年上の未婚の女性に
結婚生活の悩みを打ち明けることは
どうなんだろう、、、
差別とかではなく経験している人と
していない人の言葉の重みは異なる
その人は、大人で顔も広く頼れる
それでも、私にあってその人にないのは
結婚生活
なんだろう、、
客観的にその人の意見を受け止める必要が
あると肝に銘じたい
たくさん街歩きをして
小籠包やらエビクレープやらアップルパイやら
食べるに食べて。。
博物館や氷川丸をみて
16万本のチューリップをみて
興奮
肉まんのお土産を持ちさあ帰ろうと駅に向かうとき
なぜだか私の話になった
少し話し始めてその人が、
ちょっとまって、その話は聞かないといけない、
と駅に向かう小雨のなか
目の前のドトールに誘ってくれた
カプチーノをご馳走してくださった
幸せなのか
その人の子どもが欲しいのか
一生その人といたいのか
経済的なこと
方位学
今後どう生きいのか
私には私生活について聞くに聞けない雰囲気が
出てたらしい
そりゃ。子どものいないアラフォーで
大人しい人間 謎
聞けるわけないよね
気を遣わせてしまっている存在だな、われ
そして。現状を話したあとの
その人の冒頭の言葉
幸せそうに見えない慢性的な影の存在に
私の話を聞いて
しっくりきたらしい
前の私なら相談した瞬間に号泣してた
母のことも結婚生活のことも
言葉にするだけで、心がぶれてしまった
今回は、大丈夫だった
それがなぜなのかは分からない
ただ、どの人にも言われるのは
自分はそれでいいのか
周りではなく自分の気持ちはそれでいいのか
確かに相手に気を遣わせているが
わたしもいちおう間違っていても相手に
気を遣いながら生活をしているつもりだ
気の使い方が自分を縛り付けている
その正体はなんなのか
相手の幸せのために自分が、我慢して笑顔に
なれないのはわがままなのか
言い争うたびに夫に言われてきた
ひどく傷ついてたくさん、一人で泣いた
それでも、私も夫を傷つけてきた
慢性的なそいつの正体は
生活そのものなのだとしたら
それは、今の生活を全否定するようで
怖くて仕方がない
それでも、私は今正直にならないと
一生後悔する
相手の幸せが私の幸せで
わたしの幸せが相手の幸せでありたい
それを堂々と相手に伝えたい
そんなの当たり前だけど
その温度や感度や表現が違うと
つまりは価値観が違うと
自分の存在が危うくなり笑えなくなる
今の私の経験からの答え
相手に合わせて生きることだけになるのは
幸せではない
私にとっては
慢性的な幸せになるには
リセットするしかなさそう
分かってるよ
それでも、信じたいときがある
私と同じかもしれないって
離れたら可愛そうとか不安とか
共依存だね、これは
限られた誰かに相談しても
結局そう、まとまる
前に進むために負う傷は覚悟しているつもり
準備は出来ていない
いま生活をさせてもらっていることに
罪悪感と負い目を感じて生きている自分は
幸せではない
そう、こんなことばかり考えることは
誰のことも幸せにできない
そして。翌日には日常が始まってしまい
何となくズルズル過ぎる毎日
日曜日の夜に考えていい答えが浮かぶ訳がない
おやすみなさい
